お風呂五十年史


其の四「昭和50年代お風呂の技術革新の時代(2)」

デザインを楽しむ

 住生活への関心の高まりとデラックス化の流れに対応して、浴室に対しても自分の趣味を反映させるようになり、浴槽のカラーや種類も豊富になりました。

豊富にある素材の中から、自分の好みに合ったものを選択できるため、お風呂の個性化を実現できるようになりました。


  浴室を南側の日当たりのよい場所にしたり、大きく窓をとったり、親子でゆったり入れるサイズの浴槽や、人工大理石を使った浴槽を設置したりするなどの志向が生まれ、浴室のグレードアップがはかられるようになりました。

さらに浴室金具、鏡、タオルかけ、石鹸いれなど、浴室の小物類のデザインにも関心が高まってきて、トータルコーディネートをした浴室の提案が住宅メーカーなどでされるようになりました。


 また、住宅部分の施工性向上のニーズや工業化の流れを背景として、ユニットバスの商品開発が進み、それまでホテルが需要の中心だったユニットバスも、集合住宅やアパートを対象に急速に普及しました。

浴槽と同様に、ユニットバスにもデザインや機能の多様化が見られるようになりました。



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公衆浴場軒数及び住宅の浴槽・浴室普及の推移

 内風呂が増えれば増えるほど、銭湯を利用する人は減り、地価の高騰や後継者不足なども相まって、廃業に追い込まれてしまった銭湯が多かったようです。

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