東京風呂日和


Vol10.根津エリア「六龍鉱泉(1)」

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灼熱の(?)下町文化を肌で体感。

半身浴でリラックス・反復浴でダイエット!など入浴法も多様化する昨今、
みなさんはどのような入浴方法を実践していますか?

「てやんでぇ、ばっきゃ〜ろ。

風呂は熱いところをサッと入るのが粋なんだよ!」
怒濤の江戸弁でまくし立てる生粋の銭湯マニアが泣いて喜ぶのが、この六龍鉱泉であろう。

浴槽は2種類あり、一応『熱めの湯』と『ぬるめの湯』があるのだが、ゆるめの湯でも45℃以上、熱めの湯は46℃以上あるという。


身を固くしつつ、覚悟を決めてエイと一気に肩まで浸かってみる。


ウウッ、やっぱりアツい。

ちょっと泣きそう。

一瞬、『罰ゲーム』という言葉が頭をよぎる。

でも、徐々に体が熱さに慣れてくるに従って、じ〜んと痺れてくるような快感がやってきた。

ふうっ、これはこれでアリかもしれない。


六龍鉱泉は、外国人向けガイドブックにも掲載されているらしく、外国人観光客も多いという。

興味深々で女将さんに「外国人は、どういう反応を示しますか?」と聞いてみたところ、苦笑しながらこう答えた。


「……悶絶していますね」

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