東京風呂日和


Vol9.品川エリア「宮城湯(3)」

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“中央線っぽさ”を、肌で感じられる街。

風呂上がりに西荻の街をブラブラしてみた。


駅前には、いい感じに年季の入ったアーケード商店街があり、駅ビル(?)的な存在の西友には、おばあちゃんたちが連れ立ってバーゲン品を楽しそうに品定めしている。

細い路地を入っていくと、ラーメン屋やカウンターだけの居酒屋がぞろぞろと並んでいる。


なんというか、素晴らしいほどに超・庶民的なのである。


かと思うと、駅から少し離れた場所にはアンティークショップが点在していたり、ライブハウスがあったり、レトロな店構えの古本屋さんがあったりと、“サブカル”的匂いも十分に兼ね備えている。


この独特な雰囲気を俗に「中央線っぽい」というならば、西荻はまさにそれを肌で感じられる、不可思議かつ魅力的な街である。

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