7月 桃湯


【桃湯とは】
桃の葉にはタンニンなど消炎・解熱に有効な成分が含まれるうえに、収れん作用があるため、強い紫外線による日焼けや、あせも・しっしん・虫さされなど、なにかとトラブルの多い夏の肌に効果的です。


夏の土用といえば“うなぎ”を思い出しますが、同じように江戸時代から親しまれてきた習慣に『夏の土用は桃湯(もも湯)に入る』というものがあります。


桃は中国で生まれた植物で、『魔よけの力を持つ』といわれています。

その考えから、日本でもひな祭りに桃が使われたり、暑気払いの意味を含めて、夏の土用に桃の薬湯風呂に入る習慣ができたのでしょう。


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